インタビュー
作ったものが社会に役立つ実感と
技術向上の喜び
機械加工チーム
2014年入社
伊藤 太軌
入社の決め手について
私は高卒で当社に入社しました。
自分の卒業後の進路として、ものづくりに興味があり、地元の製造業の会社を探していました。学校の求人情報で当社を知り、実際に会社見学に訪れた際に、製造しているものが「自社製品」であるという点に魅力を感じました。
特に印象に残ったのは、自社製品がコンビニのサンドイッチ製造に使われる装置であることです。
自分の手がけた製品が身近な場所で活躍する姿を見ることができることに、大きなやりがいを感じ、入社する決め手となりました。
担当する仕事内容は
私は今年の4月から溶接の部署に配属されました。
入社してから9年間は板金加工の曲げ作業に携わってきましたが、会社の方針として多能工としてのスキルアップを目指し、溶接にチャレンジすることになりました。
溶接は新しい分野であり、最初は戸惑いもありましたが、日々の実践を重ねるうちに少しずつ技術を磨いています。
これまでの経験を活かしながら、製品の多面的な視点から取り組むことができることが、非常に新鮮であり充実感を感じています。
この仕事をしていて
嬉しかったことやりがいは?
ものづくりの仕事を通じて、自分の技術が着実に向上していることを実感できることです。最初は溶接の技術や図面の読み方がわからず、先輩に質問することが大半でした。しかし、徐々に自分で問題を解決し、正確に製品を作れるようになってきました。
特に嬉しいのは、完成した製品が会社の中で実際に使われていることです。自分がその一部を作り上げたことが具体的に見て取れるので、大きな達成感を感じます。これは多くの板金加工会社では得られない経験です。
経験を積むことで段取りを組めるようになり、製品が最終的に形で見えることで、自分の成長を実感することができます。日々の努力が実を結び、技術や自信が着実に向上していることが、私にとっての大きな喜びです。
今後の目標
私の当面の目標は溶接技術の向上です。現在は溶接が初歩的な段階にありますが、その技術をさらに深めていきたいと思っています。溶接技術を極めることで、新たな目標が見えてくると思っています。
また、最近新入社員が入ってきて年下の後輩ができました。彼らに自分の技術を伝え、指導する機会が増えています。将来は彼らにとって頼りになる先輩となり、共に成長できるようサポートしたいと考えています。
1日のスケジュール
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8:00
当日の作業内容や進捗状況を作業前に確認。
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8:10 溶接作業開始
前日までの作業内容を確認し作業内容を確認、段取りして作業開始。
(10:30~10:40 休憩)
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12:00
お昼休憩
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12:40 溶接作業
作業対象の製品の指示を受けて、次々に溶接を仕上げていきます。
(15:00~15:10 休憩)
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17:00 終業
原則残業禁止という会社の方針で、なんとか時間内に作業を終了して帰宅。